2016年10月2日日曜日

【ぼてぼて茶】面白そうだから、市民大茶会へ行ってきた。

天候 快晴
今歌 「とおりゃんせ」パスピエ

久々の快晴!!!
朝から洗濯物をほしました。いやーひとり暮らししてますねぇ
そんな今日、お昼は平澤牧場にて大丈夫ラーメン。相変わらずうまーーい!
ラーメン職人ヤスミさんを尋ねて、山陰地方巡業中のコラアゲンはいごうまんさんとも初対面。お昼からめっちゃ笑わせて頂きました!
そして午後からは米子湊山公園におさんぽへ…行ったわけではなく
湊山公園で実施されている市民大茶会へ!!!!
今年でなんと31年目を迎える市民参加型のお茶の祭典です。

すみません。市民大茶会です。
お茶の大会みたいになってる

面白そうだから、市民大茶会へ行ってきた。

今回は、米子に本店を構える老舗・ながた茶店の若女将みどりーぬのお誘いで足を運びました。貴重な機会をありがとう!
ちなみにみどりーぬは、去年の新茶祭りin大山町で知り合ったのだけど、まさかの地元がいっしょ。世田谷区もいっしょで、さらに駒沢という住所のいちばん最後に書く場所までいっしょ。大山町で言えば”門前”だったり”加茂”の部分がいっしょ。凄い偶然です笑
その話しは置いといて…
今回の市民大茶会、参加しているのは長田茶店のような老舗から、地元の高校・同好会・こどもたちまで、とても幅広い年齢層の団体が参加している印象を持ちました。やはり”茶道”というだけあって、礼儀作法や立ち振る舞いなどを学ぶ役割も担っているんだなー

参加団体
 今回お茶をたてて頂いたのは、こちら!

①ぼてぼて茶体験(長田茶店)
②仲よしお茶クラブ(米子市児童文化センター)
③紫水苑茶席(米子松蔭高等学校)

①②③と席次が近い場所になりましたが、たまたまです。全部回って決めました。それでは行った順に振り返っていきます!

③紫水苑茶席(米子松蔭高等学校)

最初に行ったのは、紫水苑茶席。ここに決めた理由は、仲良くしている山本姉弟、りゅうちゃんの高校だったから笑
お茶とお菓子を頂いたあと、いつものオレンジバックをしょって帰ろうとしたら、
「旅の途中ですか?おきをつけください。」
と声をかけられらたので、
「ありがとうございます。家はすぐ近くです。」
と答えたら、驚いた表情をしていた笑
菓子折りもおまっちゃも美味しかったです。

お菓子の名前聞いたのに忘れてしまったー
紫の花

お菓子を一口食べてから、お茶を飲みましょう!
おいしくなります。

 ②仲よしお茶クラブ(米子市児童文化センター)

続いてはこちら「仲よしお茶クラブ」。
受付も、お茶をたてるのもすべて小学生がやっていました。受付の元気な声に引かれて気づいたら入っていました笑
仲良しお茶クラブ

がんばってお茶をたててます。

「結構なお点前で。」←いってみたかった笑

①ぼてぼて茶体験(長田茶店)

もちろん最後はこちら!長田茶店によるぼてぼて茶体験。
ブースは大人気!!!!
この会は参加できず、次の会に参加。
他のブースとはことなり、自らお茶をたてる体験ができるプログラム。そ
また、”ぼてぼて茶”という聞き慣れない名前。興味しかわかないです。
写真で振り返る前に、”ぼてぼて茶”について少し説明したいと思います。

ぼてぼて茶とは?
ぼてぼて茶は、出雲地方名物の郷土料理です。”茶”とついてますが、郷土料理。ぼてぼて茶を食べる時は、お茶も別にでてくるみたいです。もともとは奥出雲の製鉄所「たたらば」の職人の間で立ったまま食せる食事として誕生したと言われています。
ちなみに富山には”バタバタ茶”、沖縄には”ブクブク茶”という兄弟分もあるらしいです笑

材料について
現代では、「お茶の花、平番茶、残り物の食材(赤飯。高野豆腐、黒豆の薫物、沢庵などなど)」が主流となっています。しかし江戸時代にしては、上記の食材は高価で手に入りにくいものばかり。いつどこで現在のカタチになったのかは不明となっていることから、元々レシピの無い民間食だったみたい。庶民の間で当たり前に食されていた、なんでもありの「お茶漬け」だったのかも。

それではぼてぼて茶について少し分かったところで、振り返っていきましょ!

今回は具材として赤飯などを使用。
飲み方・食べ方
①お茶の花と番茶を沸かす。
②専用の茶碗にお茶を入れ、茶茎で泡立てる。
お椀にお茶を入れます。
③茶茎の先に「塩」をつけ、再度まぜる。
④具材を全部入れて箸でかき混ぜる。
具材を入れて混ぜたあと。
⑤完成!!ズズズーと一気に食します!!!

いやー美味しかった!し、楽しかった!!ごちそうさまです。
こちらの「ぼてぼて茶」、松江に行けば郷土料理として出すお店もあるそうです。大体写真と同じボリュームで¥450くらいとのこと。食べてみたくなった人は、松江へGO!!!!!
以下に、松江で”ぼてぼて茶”を食せる飲食店を何店舗かピックアップしときます。

住所:島根県松江市殿町488
住所:島根県松江市北堀町319 小泉八雲記念館
住所:島根県松江市殿町428 松江城内

ちなみに上記の写真を見て、「ぼてぼて茶、泡立ちすぎだろ!」と思った方かなりするどいおめめをおもちです。泡立つのにも秘密があるんです!
実は、具材の一番主役である「お茶の花」には「サポニン」が含まれています。この「サポニン」の作用により泡立つのです。サポニンとは、主にお茶や高麗人参に入っている健康成分で、コレステロールを下げたり、動脈硬化を防ぐと言われています。すごいぞお茶の花!すごいぞぼてぼて茶!

以上!「ぼてぼて茶」講座でした!すべて長田茶店さんの受け売りです笑
わずか15分ほどの体験でここまで教授できるのすごすぎ。
自分だけで知っておくのはもったいないと思ったのでシェアしときます。

そんな長田茶店さんは、なんと創業215年。215年前は、享和元年だって。享和元年調べたら、なんと伊能忠敬が全国測量をはじめた年だった。つまり、まだ日本が正確にどのくらいの大きさなのか、日本中だれも知らない時にお茶をうりはじめたのか。今では、東京にも店舗があるので、そう考えるとすごいことだ。そう考えなくても215年続いてる時点ですごい。ちなみに店舗は、東京渋谷区広尾にあるので、東京の方はぜひ足を運んでみてください!鳥取県大山産はもちろん、厳選された有機栽培茶が置いてありますよ!

いやー気づいたら、お茶っ気100%の記事になってた!笑
みんなお茶飲もうね!身体にいいよ!おちゃおちゃ!!
新しい世界に触れた一日。
芯は変わらず、常に新しく。お茶目に進化!!!!!!
それでは、あしたも張り切っていきまっちゃー!!!!


今回紹介したいところ。

長田茶店(岩倉町本店 茶道具専門店)
ところ:鳥取県米子市岩倉町76
公式HP:http://www.nagatachamise.jp/




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